白服キラについて

詳しい話は全く知りませんが、とりあえず白服キラが確定したらしいという話を聞きました。

それについて（※長いです）

※AA側・制作側批判ダメな方は見ない方がいいと思います。

イザアス友のあずまが、白服キラにひどくショックを受けていました。
「画像送ろうか？」って言ってくれましたが、やっぱりザフトの白服を着ているキラを見たくなくて断りました。

白服着るってことは、あれだけ平和を謳っていたキラは結局軍人になるってことなのかな。
平和を守るための軍人とかいって。
オーブでも軍人やってたけど、どうしてあえてザフト軍の軍服を着てるんだろう。
ラクスがいるからなんだろうけど。

でも正直、どうしてラクスがプラントに来たのか私には分かりません。
プラントの議長が戦争を混乱させたから？
前戦の時戦争を拡大させたのもプラント側だったから？
でもそしたら地球軍側は誰が指揮を取ればいいんだろう。
今のカガリにそれができるとは思いません。

もちろんカガリはこれからオーブ代表として頑張っていくんだろうけど、まだ十代の女の子が地球の代表になれるわけない。
オーブだけでも手に余ってる状況なのに。

地球だってプラントだって、戦争の被害は同じくらいのもの。
地球はユニウスセブン落下の復興はまだ完全じゃないだろうし、デストロイで更地にされた街だってある。
プラントだって、レクイエムで居住プラントをひとつ落とされてる。

平和を目指すなら、まずそういうところから取り組んでいかなきゃなんじゃないのかな。
終戦直後で混乱している世界を落ち着かせるのももちろん大事だけど、どうしてそれでラクスがザフトの指揮を取るんだろう。
“平和の歌姫”のイメージを、悪い言い方だけど利用してる風にしか思えない。

話はキラに戻るけど、キラはオーブでカガリのサポートをするのがベストだと思う。
今までその役にあったアスランはもうそういうことをしないだろうし、そしたらカガリの相談役になれるのはキラしかいない（キサカさんとかは別問題）

アス好きさんは白服キラを歓迎していない。
私はアス受けサイトしか見ないから、キラ好きさんは白服キラをどう思ってるんだろうって思って、アスキラサイトをいくつかまわってみました。
そしたら驚いた。
大抵のアスキラサイトさんはもう種じゃなくてルルーシュに流れてる。
まだまだメインは種だけど、日記みたらルルーシュのことばかりで、種のことは原稿の進み具合とかばかりだった。

その中で探してみたら、少しのサイトさんが白服キラのことについて書いてた。
キラ好きさんは、おおむね白服キラを歓迎してるみたい。
好きなキャラのことだからそうだと思うけど、キラがザフトの隊長服着てるのに誰もそのことについて疑問を持っていなかったのが衝撃でした。
10こくらいしかまわってないからどうしても視野は狭くなっちゃうんだけど、キラ好きさんも「おかしい」って思ってるんだと思ってた。

好きなキャラがやることは尊重してあげたいって気持ちからなんだと思う。
私もアス好きでいることで、気付かない矛盾点がいっぱいあるんだろう。
でもやっぱりキラ好きさんにもこのこと考えてほしかったな。

制作側も、どうしてそんなにキラにこだわってるんだろう（制作側というか監督夫妻）
ここまでされたら、“主人公だから”っていうのは言い訳にしか聞こえないよ（シンのこともあるし）
一度でいいから監督と話をしてみたい。
絶対不可能なのは分かってるけど、「SEED」をどういう話にしたくてやってるのか聞いてみたい。
作品っていうのは自分の主義主張を形にしたものだけど、それがいきすぎてる気がする。
監督夫妻以外の制作者さん達はどう思ってるんだろうとか、本当に聞いてみたいよ。

本編の内容以外でこんなに疑問を持つ作品ってこれまでなかった。
内容を受けての世界情勢とか、現代が抱えてる問題とかそういうのじゃなくて、「どうしてこういう内容になっちゃうんだろう」っていう思い。
何事にも疑問を持つのはとても大事だと思うけど、それは作品としてはどうなのかな。

ここまで知ってる情報からいって、種の映画はアスランに優しくないものになりそう。
それでも公開されたら観に行くんだろうけど、そこで制作側への失望とかはしたくない。
アスランに幸せになってほしい。シンもルナマリアも。
ミーアやハイネやレイはあんな形になってしまったから、生き残ったメンバーだけでも幸せに。
そのための平和なんだからさ。

平和のためにラクスとキラがああいうポジションにいるのは、やっぱり納得いかない。
独裁的な世界になりそうだもの。
終戦後はどんなファンも納得するような話にしてほしい。
わがままなのは分かってるけど、キラ好きさんもアス好きさんも、みんなが「この話を最後まで見届けることができてよかった」っていう思いを抱けるような話になるといいな。

 

支離滅裂でごめんなさい。
不快に思われることも書いてしまったかもしれません。ごめんなさい。
それでもここまで読んで下さった方、ありがとうございました。